レクサスのRCシリーズとRC F
テレビでも盛んにCMをしていますがトヨタの新しいスポーツモデルとしてレクサス店専売モデル、RCシリーズとRC Fが発売されました。
トヨタでは久しぶりの2ドアクーペモデルの発売となるのですが、RCシリーズにはクラウン・ハイブリッドのハイブリッドシステムを移植したRC300hとクラウン・アスリートのエンジンを移植した、RC350が用意されています。
上級モデルとなるRC FはRCシリーズをベースにそのボディにIS Fに搭載されていた5リッターNAエンジンが搭載されています。
こうしてみると相変わらずの使いまわし作戦でエンジンやドライブトレーンに関しては何一つ新しいものはありません。
次にシャシーですが、実はこれも新設計ではなく、キャビンより前はGSシリーズのもの、キャビン部は生産終了となっているIS Cのもの、キャビンより後ろはISシリーズものを使いそれをつなげた形で作られているのです。
ということはシャシーも使いまわしということでひどいのは生産終了した車のものまで妻いまわすのですから驚きです。
新しいものといったら上に載せられるボディをインテリアだけであって後は全部使いまわし、これで600万円も700万円も取るのですから自動車製造はいい商売です。
RC Fにしてもエンジンのパワーこそ優れていますが、シャシーはRCシリーズと全く同じパッチワークスタイルのものでそれにスポット溶接増しや接着剤の使用、ボディ剛性パーツの追加でボディを強化しただけの車なのです。
これではいつになってもGT-Rに勝つことはできませんよ。